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2008年07月02日

●低温の悲しみ。

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今までで一番読み込んだ本は何かと問われたら、俺は間違いなく「ノルウェイの森」だと答える。
リアルタイムで購入した高校時代から20歳頃まで、とにかく毎日読んでた。
布団の傍らに上下巻を積んでおいて、気まぐれにどちらかを取って、適当に開いて30分くらい読んで、寝る。


人の死以外(結構人が死んだりいなくなったりする)、ほとんど抑揚の無い物語である。BGMのない、物音と声だけで構成された世界の中で淡々と物語が進む。そういうイメージがある。淡々と進む物語の一番底辺に低い音で悲しみや孤独が横たわっている。そういう小説である。


そんな小説を俺は3年間ほぼ毎日読んでいた。あきらかに手垢のついた本は後にも先にもこの一冊だけである。ハマった、という感覚は無くて、自然に、気負いなく、生活の中に組み込まれるカタチで入り込んできた。それが俺にとっての「ノルウェイの森」という小説である。


二十歳を過ぎて会社勤めをはじめてからはパッタリ読むのをやめてしまったが、とあるところで話題になったので、本棚から取り出してきた。17年ぶりに、そのときのスタンスのまま、またちょっとずつ読んでみようと思う。




願わくば同じスタンスでPMPの参考書も読めたら、9月12日の試験も楽にパスできると思うんだが。



Posted by copoo at 2008年07月02日 23:28
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