BLOG TOP | 写メール | 携帯版

2008年07月01日

●サッカーとフットボール。

同じルールで行われる別のスポーツ。
ひとつは世界で行われているフットボールで、もうひとつはアジアで行われているサッカーというスポーツ。


ヨーロッパかぶれになるつもりはないけど、ここ一ヶ月EURO(フットボールヨーロッパ選手権)を見ていて、凄く不安な気持ちになったのです。


日本のサッカーがヨーロッパよりレベル低いってのはしょうがない話。
そうじゃなくて、なんか向かってる方向が違う気がするんですよね。
切磋琢磨しながら日々進化しているヨーロッパサッカー、南米サッカーと比べ、本場から離れている日本では「見た目」から入った、本質を無視した流れが出来上がっている気がするんです。


パスの仕方、ポゼッション(ボール保持、ボール運び)の仕方、シュートレンジ、ボールキープ、良い意味でのルーズなファウルジャッジ、パワー、スピード、テクニック・・・。


先の冬のオリンピックで、スノーボード軍団が世界の頂点を見誤ってひどい目にあったけど、日本サッカーも頭でっかちになって違う頂を目指している気が、なんとなくですが、するんですよ。


日本代表監督は日本の優位性を「テクニック」に定めてるけど、初めて聞いたときから違和感あったのがEURO見て決定的になりました。日本選手のテクニックなんて海外に行ってる連中(のうちの一部)を除いたら小手先の役に立たないテクニックだと思うんです。で、基本的な置く技術(トラップって止めるんじゃなくて置くもんだと思う)や蹴る技術、相手のプレッシャーを受けた状態で精度を落とさずにプレイする技術、全部決定的に欠けてると思うんですよ。しかもそれはJリーグが始まった頃からどことなく言われてたことで、未だに言われ続けてるってことはほとんど改善されてないってことでもあるわけです。チーム全体としてのボールの運び方も日本は取られないことを前提になかなか前に進まない運び方だったり、あせって前に運ぼうとしてせっかく奪ったボールをすぐに取り替えされたりって場面が目立ちますが、ヨーロッパの連中は前への推進力が違いますし、一度手(足?)にしたボールはなかなか奪われないですよね。


もっとシビアでハードな守備戦術が横行して(それはつまり日本人選手の守備スキルの向上が必要なのですが)、それをかわす、堪えるテクニックが発達するような土壌を作らないといつまでたっても「アジアのトップチーム」から抜け出ることなんか無理ですよね。それはつまり、Jリーグのレフェリングをはじめとして日本サッカーに関わる人々の意識を変えないとなかなか難しいかもしれないです。


そう考えると、事は実に根深い話になりまして、僕が生きている間は良くてW杯ベスト16あたりをさまようような感じになっちゃうんだろうなあ、なんて思います。日本がUEFA(ヨーロッパフットボール連盟)に入るなんてのは現時点では突拍子もない話なんで無理だとしても、トルコ、ロシア、イスラエルあたりをAFC(アジアフットボール連盟)に誘ってトップチーム周辺の競争をシビアにするくらいの働きかけがないと、差は縮まるどころか広がる一方だよなあ、と思うと、現状そんな気配すら感じられないだけに、どんどん不安になっちゃうんですよね。




それはそうとスペインは勝ってしかるべきチームだったと思います。
途中まで見ただけですが、ずっとうなってました。




Posted by copoo at 2008年07月01日 01:50
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://webcopoo.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1306