2006年07月30日
●「さすが」では片付けられないいくつかの話。
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トヨタ流,「2007年問題」をぶっとばせ!
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060724/244158/?ST=biz
おいらもなんだかんだでIT業界に15年。染まるまいと思いつつもやっぱり染まるわけで、スロットやゲームやりながらフラグ制御について考えたりするわけだが、この話題も「さすがトヨタ」とはとても言えないんだよなあ。
計画的かつ緻密で遠大な計画は1990年代から実施され、中核のシステムは改良を終えたそうだが、文中にもあるとおりあまりにもリスキーな話で、結果上手く行ったから良かったけど、変な方に走って収拾がつかなくなる可能性だってあったと思う。
多くの企業と同様に,トヨタもITの2007問題に直面していた。「グローバル統合部品表」と呼ぶデータベースと,それをとりまく業務処理のためのソフトがいずれも老朽化・肥大化し,ブラックボックス同様になっていたのである。データベースも,ソフトも基本部分は,今から33年前に作られた。トヨタはそれらを延々と改善し,利用し続けていたが,修整に時間がかかるなど限界が来ていた。
例えばシステム開発にはまず設計という段階があって、そこでは設計書を作るわけだけど、修正に時間がかかってたってことは設計書を読んでもわからんからプログラムを見る。プログラムを見てもよくわからなくて時間がかかる。修正箇所がわかったと思っても影響範囲なんかも調査しないといけない。そもそも30年前のプログラム言語を知ってる人がいない、とかもあったんだろうし、適当な設計書が見当たらないなんてこともありうる。見つかったけど、悪い意味で適当だったなんてのもある。よくある話。
●いかなることがあってもプロジェクトの期限を守る
トヨタが自動車の生産ラインを作る場合,予定期日を守れないことはありえないという。いかなる手段を使ってでも,いったん決めた期日は守る。情報システムについても,このポリシーは貫かれた。
そんな状況だからまともに動くまで色々あったんだろうなあ、なんて思う。
洗い出したはずの業務手順に抜けがあったとか、そうなると熟慮を重ねたはずのデータベースレイアウトに変更がやたら入ったり、サブシステム間での認識違いとか、喧嘩、怒号、漂う重い雰囲気。リリース前ならどうにでもなる問題もリリース後も続くソフトウェア障害。言うは易し行うは難し。
自ら選んだ二重三重のリスクを乗り越えたトヨタは「さすが」だけど、その三文字で片付けられない色々なことを考えてしまう。これも職業病。
Posted by copoo at 2006年07月30日 10:34
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