2006年07月24日
●俺たちは天使なんかじゃない。
フットボールの神様みたいな人のあとに神様みたいな監督がやってきて、みんな好き勝手に言ってるけど、そういうのって結局反動だったりして、前の人がいかに監督として無能だったかってのを暗に鏡うつししてるんだよね。やっぱり。
天邪鬼を自認する俺としては近頃のオシムフィーバーもどんなもんかなんて思っていて、たしかに彼は今の日本が望める最高の監督だと思うけど、なんでもかんでもやれる人じゃないってのはキチンと抑えておかないと、場違いな期待になっちゃうよな、なんて思うわけですよ。
例えばフリーライターの某大御所がテレビのインタビューに答えて、「今の協会は強化・育成という本来の役割と商業的側面が逆転してバランスが良くないので、そこらへんを云々」なんて言ってて、それ自体、言ってることは正しいけど、こういうのを場違いな期待と言います。
日本代表監督にそこまで期待するのはそもそもおかしくてそれは日本サッカー協会が自浄すべき事柄だし、あえてそれを期待したいのであれば連れてくる監督が違う。それをやらせたいのなら、今すぐロンドンに飛んでアーセナルに札束渡してアルセーヌ・ヴェンゲルさんを強奪してくるべきです。
オシムさんも釘を指していたけど、今どういう状況かという立ち位置の確認は重要。それほど強くも無い日本としては、まずどういうサッカーを目指すのかという道筋をきちんとつけて、そっちの方向の究極を目指すという一歩目の流れを彼は作ろうとしているように見えます。日本サッカーの基礎工事というか。前の監督が言ってた「筋力がどうこう」「身長がどうこう」ではなくて、ストロングポイントをきちんと見据えて今の日本が出来うるサッカーを表現しようとしてるのかな、と。
さっそくセッティングされてるトリニダード・トバコ戦(チケット完売だそうです)では大した違いも見られないだろうけど、いつか徐々に見えてくるのでしょう。それが日本サッカーの今後に多大な影響を与えるチームの出現だったりするのかな、などと、なんだかんだ言いながら、俺は俺で過剰な期待をかけているかもしれないのでした。
およそ4年ぶりの、ちゃんとした監督による日本代表の構築。そしてオリンピック世代を束ねる若手有望株・反町。復活したA代表とオリンピック世代の連携。ポスト中田はいなくともなんだかんだで粒が揃ってる四年後世代。
オシムが健康である限りは、やっぱり期待しちゃいますねえ。
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