2006年03月30日
●ストマック80%
久々に面白そうな特集を組んでいた日経ビジネスを買って読む。
インターネットの存在感が増すこの頃、既存マスメディアに頼った広告戦略を敬遠する広告主も増えているそうだ。特にテレビはCM飛ばしが恒常化していることもあり、これからの広告は媒体、表現、戦略様々な観点から見直しが図られるのだと思う。
広告といえば電通だが、例年広告出稿が増える時期であるはずの昨今、上のようなこともあり、今年は落ち込んでいるらしい。電通のトップクリエイターて人がインタビューに答えて語っていたが、CM飛ばしされる原因は「CMが面白くないからだ」と言う。
そうだろうか。
たしかに面白い、というか気になるCMってのもいくつかあるけれど、録画を見るときは普通に飛ばしている。面白いとかつまらないの次元の話ではなくて、ただ一言。「邪魔」なのだ。俺に必要無い情報を見ることはない。他に見たい情報がある。だから飛ばす。中にはどんなCMなのか内容すら知らずに通り過ぎるものもある。「面白くない」というのは見たうえで感じることであり、少なくとも長野の片田舎では見ることすらないケースもある、そして、それを支持するCM飛ばし機能がレコーダに標準装備されているという事実を提示したい。
とにかくバンバン流して人の目に触れさせて、より多くの人を取り込む。内容云々ではなくそういう現代広告の図式が時代にマッチしなくなっているのだろうと思う。情報量がハンバでない昨今、受け取る側である我々は自身の処理能力に応じて情報淘汰を自然に実施している。より必要な情報のみを追うようになっているのではないか。こんなことを考えつつテレビがデジタルに入れ替わる数年後を見越したとき、広告は見ている個人にマッチした情報を提供する、ある程度パーソナライズされたモデルが構築されるべきではないかと思う。
ある程度、と書いたのは、徹底的な個人主義に走るとなると効率性が犠牲になるのでどこかで折り合いをつける必要があるだろう、ということと、仮に徹底してしまうと、その個人世界を超えた情報のチャンス(与えるチャンスと知るチャンス)が無くなってしまう。それはそれで良い状態だとは思えず、バランス取りがネックになるのかなと思っている。
そこらへん、ITの風下にいつつも何か先鞭をつけられないもんかと夢想する今日この頃である。
結構面白そうなことができそうな気もするんだが。
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トラックバックできないみたい。
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